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プログラミングを中心に、のんびりいろいろ備忘録。

DevLOVE仙台 ~Share the eXperience ! から始めよう~ に行ってきました

Twitterでは何度も目にしたことがあった「DevLOVE」。
それが仙台で開催されるということで行ってきました。

「HangarFlight」を知ることができてよかったです。

ひとりで経験できることは限られている。だから経験を共有する。
誰かの経験を聴くことをきっかけにして、今までと違う物事の捉え方ができるようになるかもしれない。
自分の中で新しい考え方が出てくるかもしれない。

本来、チームで仕事をすることの意味はそこにあるんだろうなぁ……。

スタッフの皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!

以下、自分なりのメモです。

レガシー言語四天王

四天王は『アジャイルサムライ』の「荒ぶる四天王(時間、予算、品質、スコープ)」から。

COBOL、C、VBJava

Javaだったらバージョンが1.6あたりで時が止まっていたりするのではないかと。
バージョンを上げて、新しく追加された機能を使っていくのか?
それとも他のプログラミング言語を試してみるのか?
同じJVM上で動く言語(いろいろありますよ!)ならハードルもいくらか低くなるんじゃないかと考えてます。

レガシープロジェクト四天王

受託開発、同じ技術、同じ顧客、レガシー言語を使用している。

なんかもう、かなりの割合で四天王に支配されている感じデスネー。
同じお客様から続けてお仕事をいただけるのはありがたいことですが、そこで技術的な時間を止めてしまったまま数年を過ごすのが問題。
技術(OS、ライブラリ、製品、etc.)のサポートが切れてしまうかもしれない。
もっといいサービスを提供できるかもしれない。
そのプロジェクトが終わったら、ある日突然会社がなくなったら、新しい技術を知らないでやっていけるのか?
という不安もありますし。

課題:「新しい技術に会社が挑戦しない」

レガシープロジェクトに関わっている人が多かったのか、HangarFlightでは「新しい技術に会社が挑戦しない」というのが話題にあがりました。
結果として、もう、個人でやるしかないのでないかと。
やってみたいことを自分でやってみる。
誰にも見てもらえない(やっていることを誰も知らない)、反応がない状態ではモチベーションを保てないから、アウトプットして外部に見てもらう。
それが認められるかどうかはわからないが、備えにはなる。

小泉さんからこんな案も。

黙ってやってしまう。
失敗すると大変なことになるので、社内の便利ツールを作ってみるところから始めるのがいいのでは?

「レガシー」に少しずつ注入していくのがいいのかも。
変わることへの抵抗もある。
新しいというだけで、警戒されてしまう可能性もある。
逆に過剰な期待をされてしまう可能性もある。

どうやって、少しずつ変えていくか。

その他

やっぱり外に出て、外の人(社外の人)と話すことは大切。
答えをもらうことを期待してはいけないが、自分の中で考えをまとめるきっかけはある。

自分の周り、自分がいる場所だけに問題があるわけがない。
どこにでも同じようにある。それも外に出なければわからない。

「問題を解決する」という前提、意図があるなら愚痴りあうことも有用。