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プログラミングを中心に、のんびりいろいろ備忘録。

東北クラウド実践カンファレンス 2011

久しぶりに参加した勉強会のメモ。

Windows Azure(砂金さん)

  • Azureを利用したサービスで、画面上のどの場所がタップされたか、ピンチアップされたかをログにとってマップ化(視覚化)しているものがある。これまでのサービスでログは「暗黙の制限」になっていた⇒クラウドではこの制限を容易に取り除くことができる。
  • Facebookアプリ開発支援(Facebook API for Azure)がある。Facebookは個人の利用よりもまず、企業のファンページから始まっていく。
  • Azureの開発はEclipseでも可能だが、大規模開発の場合はVisual Studioを使った方がよい。

Google App Engine(ひがさん)

  • Google App Engine は初心者お断り。使いこなせて、いかにクラウドらしいアプリを作れるかが問われる。
  • 自分を高く売れるように考える。
  • 「高いハードルを越えると幸せが待っている」
  • スケールアウトのボトルネックはデータベース。Google App Engine for Business で MySQL を使うと難しい。
  • 今の日本は成長しきっていて、国内市場が飽和している。アメリカが例外なのはシリコンバレーベンチャー)があるから。
  • リスクを取らない、責任を取りたくないというのが成長できない(儲からない)もと。
  • 技術者個人として新しいことにチャレンジしないと、国と同じ状態になる。

Amazon Web Service(玉川さん)

  • AWSは時間単位でリソースを調達する。
  • ピーク対応、リカバリでエンジニアが楽になる。
  • 家電のファームウェア配信などでも利用されている。配信時にピークが来て、それをすぎるとアクセスは下がるが止めるわけにはいかない。
  • 「やりたいことがあれば、すぐに始められる」

感想

  • 勉強会は刺激になる。定期的に参加したい。「やってみよう」というきっかけなので、後は自分で行動できるかどうか。
  • 楽しそうにしているのを見ると自分もやってみたくなる。エバンジェリストの方々のお話は楽しくて、流石と思った。技術を普及させるためには「ビジネス」も重要なんだろうけど、いかに「楽しそうか」も大切なのではないだろうか。
  • 矛と盾(矛盾という意味ではなく)。「クラウド」は経営層、マネージャ層も興味を持っていて勉強会、セミナーに参加している。今後「クラウドだから〜」という話が出てくるはず。技術側がちゃんとした知識を持っていないと、自分の身を守れなくなることも考えられる。正しい知識があれば武器として戦える。